October 15, 2008

勉強

ども、オレっス。
ここんとこ何日間かは仕事そっちのけで、どうすれば高画質な動画を Vimeo にアップできるかなんてのをネットを使っていろいろと勉強していたっス。
いや~、本当に奥が深い!
最初は聞きなれないプログラムの名前や用語だらけで全く理解できなかったっス。
一つ一つ検索エンジンで調べてなんとなく理解できるようにはなったかな。
こんなに真剣に勉強したのって、久しぶりだよなぁ。
そんで、家でも動画をいろいろと変換してみたりして、試行錯誤やってみたっス。
で、やっとの思いでそこそこ高画質な動画ができて、喜んで Vimeo にアップしてみたらアスペクト比(画面の縦横比)が合ってなくってガッカリしたりして。
オレは動画を編集するのに Windowsムービーメーカーを使っているんスけど、今までは動画を出力するときはソフトに用意されているパターンの中から選択して動画を作っていた。
でも、これだと結構圧縮されてしまうんで、画質はイマイチになる。
ネットで調べてくうちに『 Windows Media エンコーダ 9 』っていうフリーソフトに含まれているプロファイルエディタを使えば、動画の解像度や音声のビットレートや出力形式なんかが自由に設定できることを知ったっス。
これを使えばかなり高画質な動画が作成できるようになる。
しかも無料、素晴らしい!
プロファイルエディタで設定できる項目とオレなりに調べて解釈した内容は、こんな感じっス。
                      ↓

・コーデック 
『 compression/decompression 』の略(CODEC)で、その名の通りデータを圧縮・復元するプログラム。  
オーディオ・ビデオにおいてそれぞれ選択する。

・オーディオ形式
ステレオとモノラルがあって、それぞれビットレートも選択する。
映像よりもファイルサイズが小さいんで、ステレオで数値が高めのものを選択すると良い。      

・ビデオサイズ
解像度とも呼ばれる動画の画面サイズのこと。
TV画面の比率(アスペクト比)は4:3で、これをPCに置き換えると640x480のVGAサイズ(フルサイズ)になる。
家電製品のDVでは720x480というサイズが採用されていることが多く、PCでアスペクト比を考慮しないと歪んだ画像となってしまう。

・フレームレート
1秒間当りどれだけの静止画(フレーム)で構成されているかというもので、フレーム数が多ければ滑らかな再生になるがデータ量は増える。
画像の品質とフレーム レートの両方を向上させることはできない。
画像の品質を向上させた場合は、フレーム レートが減少し、フレーム レートを重視する場合は、画像の品質の設定を低くする。

・キーフレーム
画面上の動きを完璧に保存するフレームのこと。
動きの少ない動画の場合は一般的に20秒くらいの設定が適しているが、動きの速い動画やビット レートの高いコンテンツの場合はキーフレームの間隔を短くする必要がある。
BMX動画では1秒~3秒くらいが適当かな。
                        
・ビットレート
1秒間に流れるデータ量を表し数値が大きいほど画質が良くなるが、それに比例してファイルサイズも増える。
固定ビットレート(CBR)と可変ビットレート(VBR)があり、固定ビットレートでは常に同じビットレートでエンコードするのに対して、可変ビットレートはビットレートを可変させることで無駄を省いて、画質を保ったままファイルサイズを小さくできる。
ビットレートが同一であれば解像度を変えてもファイルサイズは変わらない。
固定ビットレートの場合、低画質なら700Kbps~1.0Mbps程度,中画質なら1.0Mbps~2.0Mbps程度,高画質なら2.0Mbps以上が目安。
1.5Mbps以上はあまり肉眼では違いがわからないらしいが・・・

・ビデオの滑らかさ
画像の滑らかさ (または鮮明度) を調整するもの。
鮮明度を向上させると、動きの多いビデオの場合はフレームレートが減少して必要なビットレートが高くなる。

と、まぁこんな感じっス。
そんで、いろいろと試した結果行き着いた設定がコレ。
                      ↓

コーデック:オーディオ/CBR,Windows Media Video 9.2
      ビデオ/CBR,Windows Media Video 9
ビデオ形式:NTSC(29.97/30fps)
オーディオ形式:320Kbps,44kHz,Stereo CBR
ビデオサイズ:640x480
フレームレート:29.97fps
キーフレーム:2秒
ビットレート:8.0Mbps
バッファサイズ:規定値を使用
ビデオの滑らかさ:10(最も滑らか)
デコーダの複雑さ:自動

この設定でこれまで Vimeo にアップしていたムービーを全部作り直してみたっス。
古いのとそっくり入れ替えてしまったんで比較はできないけど、明らかに画質がアップした。
あと、動きが滑らかになったんで、なかなか見やすくなったっス。
BMXのムービーって動き速いっスからね。
特にバースピンとかテールウィップとか。
今回の作業(勉強も含む)はかなり疲れたけど、まあまあ満足できる結果が得られたんで嬉しいっス。
でももう少し良い設定があるハズなんで、いろいろと試してみようと思う。
これからもどんどん動画を撮って、たくさんムービーを作ろうっと。

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